IT Passport 学習計画の立て方
受験月の決め方から、分野別の配分、毎日の 20 問ドリル、模擬試験のサイクル、間違えた問題の復習までを一気通貫で解説します。
「ITパスポート(iパス)の勉強、何から手を付ければいいか分からない」――そんな声をよく聞きます。
本記事では、受験までのざっくりした地図と、毎日の小さな積み上げ方を整理します。
全体で 8〜12 週間 くらいを想定し、社会人の方でも 1 日 30〜45 分の確保で十分間に合う設計です。
1. まずは受験月を決める
学習計画は「いつまでに合格するか」を決めないと走り出せません。
ITパスポートは CBT(コンピュータ受験) で、ほぼ毎日のように全国の試験会場で受験できます。
だからこそ「いつでも受けられる」が裏目に出て、いつまで経っても申し込まないまま――というのが一番ありがちな失敗です。
おすすめは、今日から 8〜12 週間後 をターゲットに据えること。
試験日を決めたら、カレンダーに大きく印を付けてしまい、3 日以内に正式に申し込みまで済ませてしまいましょう。
申込みは未来の自分への一番効くプレッシャーです。
2. 分野ごとに配分する
ITパスポートは大きく 3 分野に分かれます。
- ストラテジ系(経営戦略・法務・会計など)― 全体の約 35%
- マネジメント系(プロジェクトマネジメント・サービスマネジメントなど)― 全体の約 20%
- テクノロジ系(ネットワーク・データベース・セキュリティ・基礎理論など)― 全体の約 45%
合格ラインは総合 60% かつ各分野 30% 以上、というルールです。
苦手分野を 30% 未満に落とさない ことが最優先で、その上で総合を 60% に乗せていく――という順番で計画を立てます。
最初の 1 週間は、3 分野それぞれを 20 問ずつ、軽く触ってみましょう。
分野別 20 問ドリル を 3 セット解いてみて、自分がどの分野に弱いかをまず把握します。
正答率が一番低かった分野に、これから先の学習時間を 多めに 配ります。
3. 毎日の 20 問ドリル
学習を続けるコツは、「毎日同じ時間に、同じ分量を」やることです。
おすすめは 1 日 20 問 ――およそ 20〜30 分で終わる量です。
通勤電車の中、昼休みの後半、寝る前の 30 分――どこでもいいので、続けやすい時間帯に固定してください。
20 問を解き終わったら、必ず 間違えた問題の解説を読む こと。
このアプリでは AI が即座に解説してくれます(Pro メンバー限定機能)。
正解の根拠だけでなく、不正解の選択肢がなぜ違うのか、まで読むと理解の定着が段違いに早くなります。
大事なのは「解いて終わり」にしないこと。
解説を 1〜2 分読んでから次の問題、というリズムを作りましょう。
4. 週末は模擬試験サイクル
平日のドリルだけでは、本番の 100 問 100 分 という長丁場の感覚は身に付きません。
週末(または週のどこか)に 1 回、模擬試験 で本番形式を体験しましょう。
模擬試験を解いたら、結果ページで以下を確認します。
- 総合点が 60% を超えているか
- 各分野が 30% 以上あるか
- 間違えた問題が どの分野に偏っているか
最初の 1〜2 回は 60% に届かなくても気にしないでください。
むしろ、どの分野で何を落としているかを把握するためのデータ収集です。
5. 間違えた問題を復習する
模擬試験で間違えた問題は、自動的に 復習 リストに溜まっていきます。
本記事で一番伝えたいのはこの一行です――
間違えた問題を解き直す時間が、合否を分けます。
人は 1 回正解した問題は二度と忘れない、わけではありません。
間違えた問題を翌日・3 日後・1 週間後と、間隔を空けて 3 回解き直すと、長期記憶に定着しやすくなります(間隔反復)。
復習リストには「最近間違えた」「繰り返し間違える」「久しく解いていない」の 3 つの戦略があります。
試験前 2 週間は、特に 「繰り返し間違える」 を中心に潰していくのがおすすめです。
6. 試験 1 週間前のチェックリスト
- 模擬試験の総合点が 60% を安定して超えている か
- 各分野が 30% 以上 か(特に苦手分野)
- 復習リストの「繰り返し間違える」を 半分以下 に減らせたか
- 受験会場までの 行き方 を確認したか
- 当日の 持ち物(本人確認書類)を準備したか
ここまで来れば、あとは前日にしっかり寝て、当日いつも通りの 20 問ドリルでウォームアップしてから試験に向かうだけです。
まとめ
- 受験月を決め、3 日以内に申し込む
- 3 分野の配分を意識して、苦手分野に時間を多めに割く
- 平日は 20 問ドリル、週末は模擬試験のサイクル
- 間違えた問題を間隔を空けて 3 回解き直す
毎日の小さな積み上げが、本番で大きな差になります。
今日から、まずは 分野別 20 問ドリル を 1 セットだけでも解いてみませんか?