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ITパスポート vs 基本情報技術者|どちらを先に取るべきか徹底比較

2026年4月27日

IT パスポートと基本情報技術者試験の難易度・出題範囲・合格率・キャリアへの影響を比較し、どちらを先に受けるべきかを解説します。

タグIT パスポート比較基本情報技術者

結論:ほとんどの人は IT パスポートから

IT 業界未経験者や文系出身者にとっては、まず IT パスポートからスタートするのが合理的です。IT 業界経験者や情報系学生であれば、基本情報技術者からでも問題ありません。理想的には両方の取得が望ましいですが、最初の一歩としては IT パスポートが推奨されます。

2 つの試験の比較

観点IT パスポート基本情報技術者
略称iパス、IPFE
ITSS レベル12
対象者社会人全般、学生IT エンジニア初級
難易度入門中級
試験形式CBT、120 分、100 問CBT、150 分(科目 A 90 分 + 科目 B 100 分)
試験頻度通年通年
受験料7,500 円7,500 円
合格率約 50%約 25〜35%
合格点600/1000 点 + 各分野 30%60% 以上

出題範囲の違い

IT パスポート

IT パスポートの出題割合は、ストラテジ系が 35%、マネジメント系が 20%、テクノロジ系が 45% です。この試験は広く浅く出題され、ビジネス色が強いのが特徴です。

基本情報技術者

基本情報技術者試験では、科目 A で IT パスポートより深く広い基礎知識が問われます。科目 B では擬似言語を使ったアルゴリズム問題が必須であり、アルゴリズムとプログラミングが合否を分ける重要な要素です。

難易度の違い

IT パスポートは参考書と過去問を併用すれば、50 時間から 100 時間の学習で合格圏に達します。一方、基本情報技術者はプログラミング学習を含めて 150 時間から 200 時間が必要です。

キャリアへの影響

IT パスポート

IT パスポートは IT 業界以外でも評価され、事務・営業・公務員など幅広い職種で役立ちます。この資格は「IT リテラシーがある社会人」の証明として有効です。

基本情報技術者

基本情報技術者は IT 業界において初級エンジニアの登竜門とされています。システム開発・運用・保守の現場で高く評価され、多くの IT 企業が新人研修期間中の取得を推奨しています。

どちらを選ぶか

IT パスポートから始めるべき人

IT 業界未経験者や文系出身者、経営・マネジメント職を目指す方には IT パスポートが適しています。まずは気軽に挑戦したい方にも最適です。詳しくは 文系出身者の IT パスポート対策 をご覧ください。

基本情報技術者から始めてもよい人

情報系大学生や IT 業界 1 年目、2 年目の方、プログラミング経験者は基本情報技術者から始めても構いません。短期間で IT エンジニアとしてのキャリアを築きたい方に推奨されます。

両方取るルート

IT パスポートを 1 ヶ月から 3 ヶ月で取得し、その後に基本情報技術者をさらに 3 ヶ月から 6 ヶ月で目指すのが王道のルートです。半年から 1 年で両方の資格をクリア可能で、履歴書に 2 つの国家資格を記載できるメリットがあります。

さらにその先(応用情報技術者)

基本情報技術者の次は応用情報技術者(AP、レベル 3)を目指せます。この試験ではマネジメントや設計の比重が増すため、より実践的なスキルが求められます。

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まとめ

ほとんどの方は IT パスポートから着手するのが合理的です。IT エンジニア志望の方は基本情報技術者へステップアップするとよいでしょう。本サイトの 過去問一覧模擬試験 を活用して、IT パスポート対策を効率的に進めてください。