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DNS(ドメインネームシステム)の仕組み|ITパスポート試験対策

2026年4月27日

DNS の階層構造、名前解決の流れ、レコードタイプ(A・MX・CNAME)、DNS キャッシュをITパスポート試験向けに整理します。

タグIT パスポートテクノロジ系ネットワーク

DNSとは

DNS(Domain Name System)は、ドメイン名(例:example.com)とIPアドレス(例:192.0.2.1)を相互変換する仕組みです。インターネットの電話帳とも呼ばれ、この通信にはポート番号53が用いられます。

ドメイン名の階層構造

www.example.com.
└─→ ルート(.)
    └─→ TLD(com)
        └─→ ドメイン(example)
            └─→ サブドメイン(www)

ドメイン名の階層は右から左に向かって読みます。トップレベルドメイン(TLD)には.comや.jp、.net、.orgなどがあり、その下にドメイン名やサブドメインが続きます。

名前解決の流れ

ブラウザにwww.example.comが入力されると、最初にローカルDNSキャッシュを確認します。キャッシュがあればそのIPアドレスが使用されます。キャッシュがなければISPのDNSリゾルバに問い合わせます。リゾルバはルートDNS、TLD DNS、権威DNSの順に問い合わせを行い、最終的にIPアドレスを取得してブラウザに返します。

DNS レコードの種類

レコード内容
Aドメイン → IPv4 アドレスexample.com → 192.0.2.1
AAAAドメイン → IPv6 アドレスexample.com → 2001:db8::1
MXメールサーバ指定mail.example.com
CNAME別名(エイリアス)www → example.com
NS権威 DNS サーバdns.example.com
TXT任意のテキストSPF、DKIM 設定

DNS キャッシュ

DNSキャッシュは、一度問い合わせた結果を一定時間(TTL)保持する仕組みです。これによりDNSの負荷が減り、名前解決が高速化されます。ただし古い情報を返すリスクも存在します。

DNS のセキュリティ問題

DNSキャッシュポイズニングは、偽の応答を注入して悪意あるサイトへ誘導する攻撃です。対策としてDNSSECがあり、電子署名で正当性を検証します。

ITパスポート試験での出題ポイント

ITパスポート試験では、DNSの役割(ドメイン名とIPアドレスの変換)、階層構造とTLD、名前解決の流れ、レコードタイプ(特にA、MX、CNAME)がよく出題されます。これらのポイントを確実に押さえましょう。

過去問の典型パターン

  • 「DNS の役割として正しいものはどれか」型
  • 「メールサーバを指定する DNS レコードはどれか」型 → MX

関連用語

学習のコツ

DNSを覚えるときは「ドメインとIPの変換」という一行から始めましょう。名前解決の流れは矢印を使って図解すると理解が深まります。AレコードはIPv4、MXレコードはメールと、用途でレコードを覚えると良いです。

まとめ

DNSの役割、名前解決の流れ、主要レコードを押さえれば、関連問題は確実に得点できます。テクノロジ系を網羅的に演習するならテクノロジ系まとめ、本番形式は模擬試験へ進みましょう。