HTTPとHTTPSの仕組み|ステータスコードとTLSをITパスポート向けに整理
Web 通信の基本 HTTP/HTTPS の違い、リクエスト・レスポンスの構造、主要ステータスコード(200・404・500)をITパスポート試験向けに整理します。
HTTPとは
HTTPはHyperText Transfer Protocolの略であり、Webページ通信の基本プロトコルです。ポート番号は80番を使用します。ステートレスであり、前のリクエストの情報を保持しません。
HTTPSとは
HTTPSはHTTP Secureの略であり、HTTPをSSL/TLSで暗号化したプロトコルです。ポート番号は443番を使用します。通信の盗聴や改ざんを防止できる点が大きな特徴です。SSL/TLSの詳細は暗号化の基礎で解説しています。
HTTPリクエストのメソッド
HTTPリクエストのメソッドとして、GETはデータの取得(読み取り)、POSTはデータの送信(新規作成)、PUTはデータの更新(全置換)、DELETEはデータの削除、PATCHはデータの部分更新にそれぞれ使用します。各メソッドの役割を正しく区別しましょう。
HTTP ステータスコード
| コード | カテゴリ | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| 1xx | 情報 | 処理中 | 100 Continue |
| 2xx | 成功 | OK | 200 OK |
| 3xx | リダイレクト | 移動 | 301 永久移動、302 一時 |
| 4xx | クライアントエラー | 要求側ミス | 401 認証要、403 禁止、404 不明 |
| 5xx | サーバエラー | サーバ側ミス | 500 内部エラー、503 利用不可 |
クッキー(Cookie)とセッション
クッキー
クッキーはブラウザに保存される小さなデータです。ログイン状態の維持やユーザ識別に使用され、ステートレスなHTTPに状態を持たせる仕組みとして機能します。
セッション
セッションはサーバ側で保持するユーザの状態情報です。セッションIDをクッキーで識別することで、ユーザごとの管理を実現します。
関連プロトコル
| プロトコル | 用途 | ポート |
|---|---|---|
| HTTP | Web | 80 |
| HTTPS | 暗号化 Web | 443 |
| FTP | ファイル転送 | 21 |
| SSH | リモートログイン | 22 |
| SMTP | メール送信 | 25 |
| POP3 | メール受信 | 110 |
| IMAP | メール受信 | 143 |
| DNS | 名前解決 | 53 |
ITパスポート試験での出題ポイント
ITパスポート試験では、HTTPとHTTPSの違い(ポート番号・暗号化)、主要ステータスコード(200・404・500)、GETとPOSTの使い分け、クッキーの目的が頻出です。これらを確実に押さえておきましょう。
過去問の典型パターン
- 「HTTPS のポート番号はどれか」型 → 443
- 「ファイルが見つからない時のステータスコードはどれか」型 → 404
関連用語
- TCP/IP プロトコル(TCP/IPプロトコルの基礎)
- 暗号化と SSL/TLS(暗号化の基礎)
- 認証と認可(認証と認可の違い)
- DNS の名前解決(DNSの仕組み)
学習のコツ
ポート番号はHTTPが80、HTTPSが443と暗記しましょう。ステータスコードはカテゴリの分類(2成功・3リダイレクト・4クライアント・5サーバ)と、200・404・500の意味を覚えます。
まとめ
HTTPとHTTPSの違い、ステータスコード、クッキーの3点で関連問題は確実に得点できます。テクノロジ系の演習はテクノロジ系まとめ、本番形式の問題は模擬試験をご利用ください。