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OSI参照モデル7階層を覚える|ITパスポート試験対策

2026年4月26日

ネットワーク基礎の核となる OSI 参照モデル 7 階層の役割・代表プロトコル・TCP/IP との対応をITパスポート試験向けに整理します。

タグIT パスポートテクノロジ系ネットワーク

OSI参照モデルとは

OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルは、ISO(国際標準化機構)が定めたネットワーク通信の概念モデルです。通信機能を7つの階層に分解し、各層が独立して機能する設計になっています。OSIは実装そのものではなく「役割の分業地図」であり、実際のインターネット通信ではTCP/IPが主流です。

7階層の役割と代表プロトコル

名前役割代表プロトコル / 機器
7アプリケーション層アプリ固有のやりとりHTTP, SMTP, FTP, DNS
6プレゼンテーション層文字コード・暗号化・圧縮SSL/TLS, JPEG, ASCII
5セッション層通信セッションの確立・維持NetBIOS, RPC
4トランスポート層エンドツーエンド通信、信頼性TCP, UDP
3ネットワーク層経路選択(ルーティング)IP / ルータ
2データリンク層隣接ノード間通信、誤り検出Ethernet, MAC / スイッチ
1物理層電気信号・物理ケーブルRJ-45, 光ファイバ / リピータ・ハブ

7階層の順序を覚える語呂として「ア・プ・セ・ト・ネ・デ・ブ」(アプリケーション層から物理層へ上から読む)がよく使われます。語呂を先に定着させてから、各層に代表プロトコルを1つずつ紐づけていくと記憶が定着しやすいです。

TCP/IPモデルとの対応

TCP/IPは実装寄りの4層モデル(アプリケーション・トランスポート・インターネット・リンク)です。OSIのアプリケーション層・プレゼンテーション層・セッション層の3層は、TCP/IPでは「アプリケーション層」の1層にまとめられています。両モデルの対応関係は試験にも出るため、詳細はTCP/IP プロトコルの基礎で確認してください。

各層を担当するネットワーク機器

各階層と担当機器の対応は試験の定番問題です。物理層はリピータとハブ、データリンク層はブリッジとスイッチ(L2スイッチ)、ネットワーク層はルータとL3スイッチ、アプリケーション層はプロキシとゲートウェイが対応します。「ルータが動作するのは何層か」という形式で出題されることが多いため、層の名前と機器をセットで暗記してください。

ITパスポート試験での出題ポイント

「IPプロトコルが動作する層は?」→ネットワーク層、「TCPとUDPの層は?」→トランスポート層、「ルータが動作する層は?」→ネットワーク層、という組み合わせは繰り返し出題されます。また、カプセル化(上位層データに各層がヘッダを付与する仕組み)も頻出テーマです。カプセル化の流れは一度図を自分で書いて確認すると理解が深まります。

関連用語

TCP/IPの各プロトコル詳細はTCP/IP プロトコルの基礎で解説しています。プレゼンテーション層が担う暗号化については暗号化の基礎、アプリケーション層での認証については認証と認可の違いを参照してください。

学習のコツ

7階層を語呂で暗記した後、代表プロトコルを1つずつ紐づけていきます。「層」「機器」「プロトコル」の3点セットを表形式で覚え、カプセル化の図を一度自分で書いてみることで出題パターンのほぼすべてに対応できます。

まとめ

7階層と主要プロトコル、担当機器の3点セットを押さえれば、この分野の頻出問題は確実に正解できます。テクノロジ系を網羅的に演習するならテクノロジ系まとめ、本番形式で実力を確かめるには模擬試験へ進みましょう。