SDGsとESG経営|ITパスポート試験対策|17目標とESG投資
SDGs の 17 目標、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営、サステナビリティ・カーボンニュートラルなどITパスポート試験で問われる範囲を整理します。
SDGsとは
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称であり、2015年に国連で採択されました。2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットで構成されています。基本理念は「誰一人取り残さない(leave no one behind)」です。
SDGsの17 目標(一部)
SDGsの17の目標の一部として、貧困をなくそう(目標1)、飢餓をゼロに(目標2)、すべての人に健康と福祉を(目標3)、質の高い教育をみんなに(目標4)、ジェンダー平等を実現しよう(目標5)、エネルギーをみんなにそしてクリーンに(目標7)、住み続けられるまちづくりを(目標11)、気候変動に具体的な対策を(目標13)、パートナーシップで目標を達成しよう(目標17)があります。試験ではこれらの目標番号と内容の対応が問われることがあります。
ESG経営とは
ESG経営とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の3つの視点で企業経営を評価する考え方です。投資家がこの3つの視点で企業を評価することをESG投資と呼びます。SDGsが国際目標であるのに対し、ESGは企業活動に焦点を当てており、企業がESGに取り組むことがSDGsの達成に貢献する関係にあります。
各視点の内容
環境(E)の視点では、CO2排出削減や再生可能エネルギーの活用、廃棄物削減が求められます。社会(S)の視点では、労働環境の整備や人権の尊重、ダイバーシティ推進、地域社会への貢献が重要です。ガバナンス(G)の視点では、取締役会の透明性や内部統制、コンプライアンスの徹底が評価されます。
カーボンニュートラル
カーボンニュートラルとは、排出する温室効果ガスと吸収する量を実質ゼロにする概念です。日本は2020年に2050年までの達成を宣言しました。また、排出量取引(カーボンクレジット)の市場が拡大しており、企業間での取引が活発になっています。
サステナビリティ関連用語
サステナビリティ関連の用語として、CSR(Corporate Social Responsibility)は企業の社会的責任を指し、SDGsやESGの前身的概念です。CSV(Creating Shared Value)は社会価値と企業価値を同時に生み出す経営戦略です。サーキュラーエコノミーは循環型経済のことで、資源を使い捨てない経済モデルです。
ITパスポート試験での出題ポイント
ITパスポート試験では、SDGsの発効年(2015年)と目標数(17)、ESGの3要素の意味、ESGとSDGsの関係、カーボンニュートラルの概念がよく出題されます。これらのキーワードを中心に整理しておきましょう。
過去問の典型パターン
- 「ESG の 3 要素に該当しないものはどれか」型
- 「SDGs を採択した機関はどれか」型 → 国連
関連用語
- BCP・リスクマネジメント(BCPとは)
- DX 推進と SDGs(DXとは)
- ビジネスモデル(主要なビジネスモデル一覧)
学習のコツ
学習のコツとして、SDGsは17目標・国連・2030年、ESGはE/S/G・投資指標と区別して覚えましょう。SDGsとESGの関係は「企業のESG取り組みがSDGs達成につながる」という矢印のイメージで理解します。カーボンニュートラルは「実質ゼロ」が一行キーワードです。
まとめ
SDGsとESGの関係、各3要素、カーボンニュートラルを押さえれば、関連問題は得点可能です。ストラテジ系を網羅的に演習するならストラテジ系まとめ、本番形式は模擬試験をご活用ください。